昨年、大きく育ったオニバスの葉をシリカゲルで乾燥させて、丸のままの乾燥標本を作成した。生の時は縦1.17m、横1.37mであったが、乾燥後の大きさが縦1.1m、横1.15mとなった。
このままの大きさでは、車に乗せられないので、幅の狭いスタイロフォーム板3枚に分割して固定した。これでどこへでも運んでオニバスの紹介ができるようになった。
とは言え、オニバスの葉は厚さが約0.3mmしかないので、おそらく乾燥した「浅草海苔」より薄く、壊れやすいのが悩みである。
それでもこれを見た人はその大きさに圧倒され、感嘆の声を上げてくれるので楽しい。
それでもこれを見た人はその大きさに圧倒され、感嘆の声を上げてくれるので楽しい。
この標本を貸し出すことはできませんが、これにくっついて作者が出かけてお話しすることはできます。ご要望があればどうぞ。
その前に、植物生態観察図鑑-おどろき編(全国農村教育協会)に22頁にわたってオニバスの話を載せてあるのでぜひお読みください。現在読むことのできるオニバスの文献の中では、もっとも詳しいと思います。
☆ 横1024ピクセルの大型画像は、植物生態観察図鑑(mizuaoiの写真館改題)のFILE306でご覧下さい。 http://mizuaoi.photo-web.cc/index.htm