ナニワズは6月になると真っ赤な実を結びます。入れ替わりに葉が黄色く枯れてきてやがて落葉し、果実も鳥に食べられたり、自ら落ちたりして枝だけになります。これを夏坊主と呼びます。
この赤い果実はいかにも美味しそうですが、有毒なので近所の子どもたちが誤食しないように気をつけなければなりません。適当な時に摘果するのが良いでしょう。
我が家にはかつてナニワズの大株があって、2009年には450個超の果実ができたのですが、2012年には、寿命と考えていますが、とうとう枯れてしまい寂しくなりました。今年はわずか14個しか稔りませんでした。
植物図鑑には、雌雄異株であるとか、はっきりしない雌雄異株などと書いてあることがありますが、どういうことなのでしょうか。詳しい観察結果を植物生態観察図鑑-おどろき編(全国農村教育協会)に13頁にわたって書いてありますので、ぜひご一読お願いします。
☆ 横1024ピクセルの大型画像は、植物生態観察図鑑(mizuaoiの写真館改題)のFILE294でご覧下さい。 http://mizuaoi.photo-web.cc/index.htm